2014年12月26日金曜日

季節柄に乗じて



人生で、こんなに緊張したの
はじめてなんじゃないかってくらい緊張して、
緊張しすぎて、熱が出た。
一時、38度近かったそれ。
滑稽すぎて笑えるけれど、
私にとってはそれくらい、大切だったから。
そんな滑稽さも含めて、覚えていたいと思うの。
だから、ざっくばらんに覚書。

向き合ってくれて、ありがとう。

2014年12月14日日曜日

降り、積もる



雪を踏みしめる時の、きゅっきゅって音が好き。
しんしんと降る音と、きゅっきゅって雪の音。
寒くて静かな時にだけ聴こえる、そんな雪の音が好き。

冬の音を聴きながら樹氷を撮っていたら、
2年前に、春の音を聴きながら、雪の写真を撮ったのを思いだした。
雪解けの音がするそこで、何百枚もシャッターを切ったあの日。
あれから、めっきりシャッターを切る回数が減って、
一度の撮影で100枚切るか切らないかになったこの頃。
それでも、満足感は今の方が多いから、不思議だなぁって思う。
後で見返した時、それが、どんな感想になるかは分からないけれど、
きっと、見返して、色んな事を思い出すのだけは確かだから。
撮りたいと思った瞬間を、ちゃんとそこに残せるように、
ぼんやりせずにいたいなと、ふと、そんな事を思った。

2014年12月13日土曜日

あなたが思うより、ずっと



最近、ちまちま編集作業もそれなりにやるようになって。
最近ちょっと、捨てた葛藤と拘りとも、ちゃんと折り合いをつけられたような気がします。
写真は写真、それはそれで。

いろんな人と会ってみろと言われて、そうだなぁと思って。
怖がりだから、直ぐに大丈夫だと思ったところに隠れるから。
勿体ないって言って頂けて、たしかに、それしか知らない自分に気づいた。
それだけが総てじゃないのは、勿論知っているから。
この2年、怖くない、大丈夫だって教えて下さった方達がいたから、
もうちょっとだけ、頑張ってみます^^

2014年11月27日木曜日

悔しいと思った




きっと私はまた、何度でも、惹かれ続けるのだと思う

まるで、息が詰まるようなあの感覚を
知ってしまったらもう、戻れないのだと思う
 
苦しいほどのその想いは、恋慕に似て、
渇望するほど、とめどない

2014年11月23日日曜日

覗いた先



クリマで頂いた刺激を元に、色んなものを試作中。
最近ちょっと死んでいましたが、久しぶりに一人ぼんやりkissを覗いたら、
やっぱり世界はキラキラしていたから。

7D MarkⅡさんが出てから、TVで色んな写真家さんの特集が組まれていて、最近、レコーダーの録画履歴に、山番組と合わせてそんな番組がポツポツ増えています。
どの写真家さんも、やっぱり楽しそうで、上手くいかないときは、同じように苛々していて。
いつも何処かでよく見るそんな姿に、あぁ同じなんだなぁって思った。
最近仲間内でよく出る「写真に気持ちが込められているか」と言う話。
私はどちらかと言えば技術云々よりそちらの方が得意なので、楽しんで撮れば良いのになぁと思うのですが、ただ、それだけじゃ撮れないものがあるのも事実で。
上手い方は特に、それに葛藤するんだろうなぁと。
番組を見ながら、お話した事を思い出して、そんな事をぼんやり。
目下、苦手な構図をお勉強中な私ですが、いつか、そんな葛藤を覚える日が来るのかなとふっと思って、それでもその時に、kissを覗いた時のあのキラキラを忘れずにいられたらなぁと思う。
楽しいは作るものじゃなくて、見つけられるものだから。

編集の仕方、構図の捉え方を教えて頂いて、少し撮りたいものが出てきたので、来週はそんな撮りたいを、形にしてこようと思います^^

2014年11月16日日曜日

NO FEAR



お休みが取れたのが前日だった為、こちらではお知らせ出来ませんでしたが、
本日、ポートメッセにて行われている、クリマにて前回に引き続き「写真好きのつどい」さんのお手伝いをさせて頂いて来ました。

グループの名前通り、写真好きな方ばかりの中にいられる空間は刺激だらけで、
前進し続けるお兄様方に、今回も、沢山の刺激を頂いて来ました。
センスや視点が独創的で、益々レベルが高くなっている作品群に、
身内ながら「凄いなぁ」と思わされてばかりで。
自信に満ちたその姿勢に見合う作品に、今回も、沢山お勉強をさせて頂いてきました。
そんな「写真好きのつどい」さんは、明日もクリマ出展予定です。
お時間ありましたら、是非、覗いて頂けましたら幸いです!


◆ クリエイターズマーケット Vol.31 ◆
 

スペース名 : 「写真好きのつどい」

日時 : 2014/11/15 ~ 2014/11/16  11:00 - 18:00
場所 : ポートメッセなごや
スペース : 3号館 B-56〜B59

当日券 : 900円

HP : http://photo-love-gathering.tumblr.com/


そしてまた今回も、冗談でも「出品しないの?」と言って頂けたり、
私の写真、好きだと言って頂けたり、そのお言葉の一つ一つに、
嬉しいと申し訳なさで一杯でした。
曲がりなりにも写真を撮る人間として、写真も出さずにあの場にいる事に、
後ろめたさが無い訳ではないのです。
はっきり言ったら、生意気な事ばかり言うくせに、逃げているだけだから。
だからこそ、余計に、頂けたお言葉の一つ一つが沁みました。
あたたかいお言葉をかけて下さった皆様、本当にありがとうございました。

やっと体調が落ち着いたところに、仕事が立て込みだして、
正直今年は、例年に比べ、殆ど写真に集中できていないのですが…と、
こんな事を思う事自体が、ただの言い訳に他ならないので、
そんなうだうだは無しにして、今日頂けた刺激を、また、
活かして行けますように、邁進していきます!

明日はお仕事になってしまったので参加出来ませんが、
今日構って下さった皆様、本当にありがとうございました!
生意気な口ばかり叩いて、申し訳ありませんでしたOTL土下座

2014年10月26日日曜日

一期一会



9月に4日間程北海道に行って来ました。
とにかく広い空とか、草原を駆けるキツネに出会ったりとか、
「北海道らしさ」を求めてファインダーを覗いた4日間だった気がします。
良い写真が撮れたかって聞かれたら、Yesでもあり、Noでもあり、
本当に素敵な場所だなぁと、いまだに写真を見返しては思い出に浸っています。

撮らされる写真ばっかりだったと思う。
そんな景色が、右を見ても、左を見ても広がってるの。
途中、風景写真家前田真三さんのギャラリー「拓真館」にも行ってきましたが、
こんな景色があるんだと、やはりそこにも魅せられる景色があちらそちら。
天気、時間、四季、雲の量、空の色、そんな微妙な一つ一つが織り成す景色は、
一つも同じがないんだろうなと。
それは北海道に限ったことじゃないけど。

昨日、仕事帰りにお友達の写真展にお邪魔して、
色んなお話をしながら、そんな事を思ったり。
どんな景色を見逃さずに撮れるか。
そんな一つ一つにちゃんと、気づいていきたいなって思う。
景色も、時間も、一期一会だから。

2014年10月18日土曜日

Lights and shadows...



色々書いたけど削除。
言葉はいらないなと。

「空気と光の質感を撮りたい」

だた、それだけ。

2014年10月13日月曜日

金木犀の香る場所

 
金木犀の匂いを嗅ぐと、思い出す場所がある。
大学の4年間、通い詰めた素敵な場所。
洋風づくりの建物の中に、まるで秘密基地みたいあった、写真部の部室。
行くと大体誰かがいて、構内の寮に住んでいたにも関わらず、
たまにふと「部室に行こう」なんて思い立って、籠ってみたりなんかもした場所。
 
 
 
東側の窓際、冷蔵庫の横、そこが私の特等席。
この時期になると、窓の外の金木犀が満開で、
あのどくとくの匂いにむせ返った記憶がある。
 
 

殆ど誰も使わないけど、本格的な現像室もあって、
今思えば、凄く贅沢な場所だった。
長い夏休みだったとは思わないけど、今では想像もつかないほど、
時間がゆったりで、溢れかえるリアルの傍らでちょっとだけ落ち着ける、
写真好きの同年代の女の子だけが集まっていた、とっても素敵な空間。
 
私の写真馬鹿が加速したのは、間違いなくあの場所で、
戻りたいとは思わないけど、もしまた行ける機会があるなら、
もう一度、あの席に座ってぼんやりしたいなぁって、ちょっと思った。

2014年10月4日土曜日

四季のまにまに



写真の整理が追いつかない。
遊びすぎと言えば、遊びすぎなのですが。
最近IGの更新ばかりになっていますが、そんなIGはブログ左→のメニューバーから飛べます。スマホユーザさんはブログ下↓からWeb表示に切り替えて頂くと、メニューバーが表示されると思います(宣伝←)

写真って、四季を追える素敵な趣味だと思うのですが、気づくと四季を追うのに必死になっていて、本末転倒だなと苦笑い。今年はダメだろうなと思っていましたが、カメラを持って歩ける気力の無い間沢山の方に力を貸して頂いて、今年も沢山の季節を感じる事が出来たので、必死になって追いかけたそんな景色を、そろそろ整理しなければなぁと。
増えたフォルダの分、増えた思い出があるのって素敵だなって毎年思う。
元々人の写真、撮るのが好きなのですが、一度、そんなのだけ集めるのも面白いかもしれないですね。きっとどれも、その時のその人の表情思いだして、優しい気持ちになれるから。

秋はちょっと自分の事は後回しで色んな方のお手伝いの予定でいるので、そちらで奔走しようかと。そのうちのどれかはここにも書けると思うので、また少し、お付き合い頂けましたら幸いです^^

ちょっと遅れてのスタートですが、目一杯秋、楽しみます**

2014年9月9日火曜日

I Was Made For Loving You



色んな方の写真を見て、色んな色に感化されて、
それでも自分の色がちょっと安定してきたので、
それを楽しんでいる今日この頃。

なかなか体調が言う事を聞いてくれなくて、
土日のどちらかは寝込んで、
どちらかは写真を撮りに行くか用事かなこの頃ですが、
そんな中で、某サークルさんやら、某方々の所やら、
最近、お邪魔する機会を頂けたその場所その場所で、
刺激を沢山頂いて参りました。
お兄さま方に「盗んで良い」と言われたので、
遠慮なく素直にガッツリ盗んできました(*´▽`*)←
ただ、今までみたいに見たままに真似するんじゃなくて、
目で見た刺激を感覚に載せるイメージで。

自分を信じろと言ってくれた人がいたので、
昔みたいに、自分の感覚だけで撮ってみようと思ったのです。

そうしたら「自分の色の出し方」と言う意味が少し分かってきたので、
最近また、写真を撮るのが楽しくて仕方がなかったりしています。
丁度、8月の終わりにお邪魔させて頂いた撮影会の時に、
某写真教室の野外撮影授業をしている所に出くわす機会がありまして、
kissさん持っている方が沢山いて、ちょっと「初心」を思いだしたりもして。
意味もなくキャンパス内をkissを持って歩いたあの頃、
ISOにオートがないような鬼畜エントリー機だった当時のkissさんと過ごした毎日は、
ファインダーを覗く、ただそれだけで、とても幸せだったなと←kiss馬鹿
図書館前のお庭でばったりお友達と出くわして、
「またやってるよ」って顔されたのも、今となっては良い思い出です(痛)

そんなkissさんに、今度は私が、世界を見せてあげたいなって思う。
kissは私に、沢山世界を教えてくれたから。

天性の感性とやらには勝てないなとしみじみ思うけど、
気ままにkissと、色んな世界を見れたら良いなと思う。
それだけで、幸せだから。
だから、kissを持って歩く為に、頑張ろうと思うのです。

構って下さったお兄さま、お姉さま方、ありがとうございました**

全然関係ないけど、I Was Made For Loving Youでしたっけ?kissのCMソングだったのって

2014年8月26日火曜日

Drop off ...



基礎って何だろうって。
そんな事を考える機会があって。
思い返せば、基礎、学んだことなんてなくて、絞りだとかISOだとか、それをその単語として理解したのもここ3年くらいのことだったり、大きな声では言えませんが、いまだに、明るさと速さについては勘と感覚でやっているので、「暗いところでの設定は?」って聞かれても、答えられなかったりして。

「それで特に困らなかったから」

理由なんて、ただそれだけですが。
でも、基礎、学んでみようかなってちょっとだけ思った。
話せないのって結局は、出来ないのと同じだから。
それにきっと、自分の言葉で、自分の感覚を言葉に出来たら素敵だろうなって、
そんな欲が出てきたって言うお話。


今年はなんだか、体調がついてきてくれなくて、苦笑いな今日この頃。
色々、お断りしてしまったり、ドタキャンやら未遂やらしでかして、ご迷惑ご心配おかけした方々には、本当に申し訳ないばかりです。。。。OTL
寝込んだ翌日に写真撮りに行ったら、某お姉さんに「病院行け」と怒られたので、渋々行ってきましたが「疲労」だろうとの診断で、そんなに疲労する程頑張れてもいないし、写真撮りに行けるだけまだまだ元気なので、でも、そろそろ本当に立て直さなければなぁと、今年何度目かになる台詞をぽつり。
そんな訳で、当分、一人でまったりやってます。・・・って言ったら、怒られましたが、こんなどうしようもないのを見捨てないで下さる諸先輩方に、ただただ感謝するばかりです。
ありがとうございます。。。


いつの間にかまた逆戻りしてたから、
「ごめんなさい」じゃなくて「ありがとうございます」が言えるように、
努力しようと思います。

2014年8月16日土曜日

泡沫



一本、欲しいレンズがあって、
去年頃から、度々お友達に貸して頂いてるレンズなのですが、
使う度に、やっぱり良いなーと。
ピントを合わせる作業と、カチっとあった瞬間のあの感覚が堪らなく好きで、
微妙な設定のいぢりに合わせて、出したい色を出してくれる所も良いなーと。
相性が良いか、使いこなせてるかは分かりませんが、
撮っていて、楽しいレンズなのは間違いなくて。
お借りする度に、欲しいなと零しています。
撮っていて楽しいのって、やっぱり良いな。
と言って、すぐには買えないので、当分相棒はaus Jenaさんに確定です(笑)


最近ね、雑念が多いなぁと、写真を撮りながら少し反省中だったりします。
何にも考えずに、写真だけのんびり楽しく撮りたいな。
想いなんて、泡沫だから。
写真は、泡沫、関係ないけれども←

2014年7月31日木曜日

青い部屋



天候がよくなくて、御嶽から変更になった国見岳より。


この2年で、大分撮る写真も変わったから、
そろそろUPしている写真を編集しないとなぁと。
撮りたいものを撮りたいようにが、私のスタンスではありますが、
最近よく、「精神的に不安定」とか
「同じ人が撮ったように見えない」とか言われていて(笑)
それをどうこう思った事は無かったけれど、
自分が拘っているところを、全面にプッシュするのもありなのか、
と、カメラ仲間さん達とお話していて思ったり。
私のこだわりは「色」で「光」で、
それだけは、写真をはじめた頃から変わっていませんが、
そんな「好き」を出してみたいなと。

好きな事するからには、負けたくないのは、デフォルトなのです。

2014年7月25日金曜日

夏蝉




気づけば蝉が鳴きだして、気づけば一気に夏日和。
暑いのは苦手ですが、夏の抜けるように高い空は好きで、
まだ少し涼しい朝の、誰もいない公園から見上げるそれが堪らなく好き。

朝だけじゃなく、夜もそうで。
小さい頃、幼馴染と見上げた星が降ってきそうな長野の夜空を今でも忘れられませんが、今週末、御嶽に行くタイミングが丁度新月らしいので、星、綺麗に見られれば良いな。

ちょっとまた体調がよくなくて、先週思うように撮影できなかったので、
今週末はレンズ、撒き餌さんだけにしとこうかなと思ったけど、
結局、18-135mm一本あれば大抵の事はなんとかなるので、
この子に頼るんだろうなぁと。重いですけどね(笑)

でも、135mmが見せてくれる世界の色が好きだから、
このお休みも、色んな景色、焼き付けてこれたら良いな。

2014年7月21日月曜日

明日の歌



誰かを大切に想う気持ち、素敵だなって思う
優しくて、温かくて、もどかしくて、苦しいそれ

「上手くいかないな」って
そんな言葉を最近よく聞く
自分の事、棚上げだけど、それはそれで。

募る想いと言うヤツは人を、
強くも、弱くもするようで
その人の一言で、何だって出来るし、
その人の一言で、何にも出来なくもなる
人の事を見ていると、それがもどかしくて、
それが、とても歯がゆくなる

周りのどの人も、相手の方の事を話す時、
至極幸せそうだから、
そんな笑顔を見ていたいなって思うの
それが例え、自分の好きな人だとしても
その人がそんなに幸せなら、
あぁ良いな、そんな笑顔で居てほしいなって思うの

でも何故だか、人と人の事は至極難しいようで
無力な自分に立ち尽くす
大好きな人達が、せめて、
少しでも笑顔でいてくれたら良いのになって
それをエゴだと知りながら
思わずにはいられない

kissで覗いた世界のように、
総てが淡い水色に染まった世界なら良いのにななんて

2014年7月12日土曜日

夏山日和



思いっきり吸い込みたくなった
自然の空気を、目一杯

吹き抜けるそよ風と
柔らかな日差しの溢れる緑

撫でる風の心地よさの中で、見る景色が好き
どこまでも広がるような、
ぼーっと眺めたくなる景色が好き

そろそろ夏山の季節だなぁと思いながら、うずうず

馳せる思いは、日々増すばかりでいたりします



写真は、掛川花鳥園ですけどね←


2014年7月10日木曜日

編集と撮って出し



編集するか、撮って出しか。
この半年ほど、葛藤していた事。

スマホで撮った写真はよく編集するんですが、
一眼レフで撮った写真はどうしても、編集するのを躊躇う自分がいて、
この一年。やろうとしては、上手くいかなかった事。

元々イラスト描いたりしていたので、
ペイントソフトやらペンタブさんとはカメラよりも長い付き合いだっりして。
編集してしまうと、それが良いとか悪いとかではなくて、
イラストを描いているような気がして、
自分が最初に見た世界と違う気がしていたんです。
でも何故だかふっと、やってみたいと思った先週。
今なら出来る気がして、あんな風にしてみたいと思って、ちょっと挑戦。
そしたら、今まで躊躇ってたのが嘘みたいに出来て、
あぁこれもありだなって思った。
撮って出しが「見たままのイメージ」ではなく
「見た時のイメージ」を写真に載せようとするように、
編集は「自分の中にあるイメージ」を写真に載せる作業なんだと思う。
語彙的にはニアリーイコールではありますが、
どちらに拘ってどうやって作品を作るかは人それぞれで、
こうだからダメってないんだと思う。
編集にっも撮って出しにも良いところがあって、
結論的にはどちらも楽しい←
そんな新たな発見を、活かせていけたらなぁと、ぼんやり思っていたりします。
(と言って、撮って出しスタイルを変える訳ではないですが/笑)


大好きな人が認めてくれたから、もうそれだけで良いの。
それだけで、不安なんて吹っ飛ぶ現金なヤツだから。
だから後は自分の色を、惜しみなく出すだけなのです。

だから、ありがとう。

2014年7月6日日曜日

好きな花

 
 
 
私が好きな花の一つ、睡蓮。
 
桜とかカスミソウとか馬酔木とか、
小さくて可愛い花が好きなのですが、
この花だけは、その大振りな花弁の形と色が好き。
 
 
それでも、写真に撮ったのは、2年ぶりだから、時が経つのは早いなぁと。
たまに昔と同じ構図で撮ってみて、新しいことに気づくとき、
まだまだ進めているのかなぁと。
だったら嬉しいから、その発見を、大事にしていきたいなと思う。

2014年6月30日月曜日

Color is...



大抵の事。
大抵の事って、皆一緒で特別って少ないんだろうなって思う。
そこに違いがあるのは、個性で主張で、葛藤はつまり、
自己を認める為のプロセスの一つなんだろうなと。
そんな事を、ぼんやり考えた1時間9分。

前の記事に書いた「5C」さんの展示を観に行ってきました。
展示そのものから。
出展者さん、来ていたお客さんとお話して。
その中で頂いた刺激に、帰りの1時間ちょっと、
ずっとこんなの撮りたいって考えるのに夢中になってしまうくらいでした。
「悔しいな」と「撮りたいな」と、そんな気持ちにしてくださるような、
それぞれの撮りたいもの、世界観が写しだされた作品の数々に、
思わず見入るばかりの展示。
描写力もそうですが、自信を持って作品の話をするその姿がまた、
素敵だなと思うのです。

あんな世界、撮ってみたい。

ここ1年、言い続けている言葉ですが、
そんな気持ちにしてくれる要因の一つは、その世界の綺麗さと、
作品から伝わる自信なんだと思う。
自信から伝わる楽しいは、どんな気持ちよりもキラキラしていて、
ついつい惹かれるものだったりして。
ウワバミみたいに欲するのは、「あり」かなと自己肯定。
本当に「悔しい」なと「素敵だな」と。
そんな気持ちで一杯ではありますが、
「5C」さんの作品は、どれも展示会場で購入することが可能だそうです^^
観に行って損はないので、画面の前の皆様も、お時間ありましたら是非!


で、レンズを一本買ったのですよ。
大したヤツじゃないんですけどね。
欲しい欲しい言ってた、キヤノンの50mm F1.8、通称撒き餌レンズさんを。
正直、物足りないが第一印象だったんですが、
軽いし、近いものから広域まで、一本で撮れるのは便利ですね。
何より軽いし(大事な事なので2度言いました←)
あと、中間リング挟んだら、意外と面白いのも撮れた。
人様の写真展にお邪魔しておいてアレなのですが、
「5C」の出展者さんがレンズと中間リング貸して下さったので、
すみっちょで遊んでいたんですが、あれと同じくらいガチャガチャやって
ちょっと撮り方工夫したら、楽しいのが撮れそうな気が。
本気じゃないけど、しっかり撮りたい時には重宝してくれそうな予感です。

待ち遠しい夏の予定を思いながら、
今年はkissと、どんな思い出を作れるかな

2014年6月25日水曜日

クリエイターと、カメラ女子



21日、22日と、ポートメッセなごやで行われておりました、
クリエーターズマーケットで「写真好きのつどい」さんのお手伝いをしてきました。
お久しぶりな方にお会い出来たり、差し入れまで頂いてしまったり、
売り子していただけなのに、嬉しいことも沢山あってとても幸せでした><
期間中、ご来展下さった皆様、ありがとうございました!

あおなみ線に乗ってキャリーケースをカラカラしながら参加していた学生時代。
軽く10年近く経って、また「あちら側」に立てるとは思っていなかったので、
思うところも色々あった2日間。
お噂には聞いていましたが、「写真好きのつどい」さんは
本当に凄い写真を撮られる方ばかりで、
その中でピリッと感じるあの刺激ったら無い訳で、
以前展示に参加させて頂いた「ゆる展」さんでもそうだったのですが、
やはり「男性主体」のグループさんは女性だけでは見つけられない視点や、
とにかく自信に満ちている空気があったりして、
それもなんだか新鮮で、とても勉強になりました。
被写体が持つ温度感が出ている作品を撮りたいなぁと。
今、とってもそんな気持ちです。
同時に、笑顔で話しかけると同じように笑顔を返して下さるお客様を見ていて
写真で人を笑顔出来たら素敵だなぁと、そんな事をぽつり。

兎にも角にも、あんな写真撮りたいなぁが一番ではありますが(笑)
そんな「魅せる写真」を撮られる「写真好きのつどい」のメンバーさんと
月永進さんの5人で今週末から写真展を開催されるそうです。

* ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ *




PHOTOGRAPHY EXHIBITION
5C

場所:Art Gallery 910
期間:2014/06/28(土)~2014/07/13(日)
    13:00~19:00 (木曜休)

MASA SHIBA  /  HIROYUKI HARADA  / SHIN TUKINAGA
HITOSHI OZAKI  / MASATO MUKOYAMA

http://5c-ex.tumblr.com/

* ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ *


ちなみに、「写真好きのつどい」さん達は次回クリマも参加予定だそうです♪

何かするごとに気にかけて下さる方がいること、
冗談でも「出さないの?」って言って下さった方が沢山いたこと、
とっても嬉しかったです。
そして何より、お声をかけて下さったお兄さんに、感謝を込めて、
2日間ありがとうございました!
 

2014年6月19日木曜日

お手伝いします!




今週末になりますが、中部ではお馴染みの
クリマことクリエーターズマーケットに、お友達のお手伝いで参加します。
私は作品は出しませんが、21日(土)22日(日)とも、お手伝い予定です♪

* ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ *

■ クリエーターズマーケット Vol.30 

 2014/06/21(土)~6/22(日) 11:00~18:00
 会場:ポートメッセ名古屋

 
 
* スペース名:写真好きのつどい
* ブースNo:B19~21
* HP:http://photo-love-gathering.tumblr.com/

クリマHP:http://www.creatorsmarket.com/
前売1日券750円/2日券1,300円
当日券900円
(小学生以下/大人1人につき2名まで無料)

* ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ *

 
綺麗で融けてしまいそうなマクロの世界を撮る方や、
まるで吸い込まれるような空間を写真の中に収めてしまう方、
誰もが憧れるノスタルジックな空気を自在に写す方等々、
凄腕フォトグラファーさん達が出展するスペースです**

私がハードルを上げるまでもなく、
目を奪われる作品が並ぶのではないかなと思いますが、
刺激と言う名の視覚効果を、皆様も是非!


2日間、ガッツリお勉強してきます!

2014年6月11日水曜日

黄色い小輪の薔薇




この前、お友達に少しレンズを貸して頂いたのですが、
(私から見て)値段が高いレンズって、やっぱり値段の事だけはあるんだなと。

物凄く今さらですけどね。

と言って、安いレンズが悪いとも、微塵も思わないんですけどね。
例えば今、愛用してるaus Jenaのレンズ。
雑誌で見て、写真に惹かれ、さらにそのお値段と、
名前に惹かれたとこ約3割な東ドイツのテッサーさんですよ←
じゃじゃ馬だとか、レンズ沼にようこそだとか色々言われた
M42マウントのレトロなレンズでございますが、
風景撮るには視界が程よい広さで撮りやすいし、
近くのものを撮るには、良い具合にボケてくれるし、
間にエクステーションチューブ挟んだりすると、
さらに素敵なボヤっと具合になってくれるので、とっても重宝しています。
何より軽くてコンパクトで、持ち運びやすい。
これ、大きなポイントですよね。
欲を言うと、もう少しF値の低いの欲しいとか、
もう一つくらい間にガチャガチャしたいなぁと思っていたりしますg(強制終了)

見た目のせいなのか、kissのせいなのか、
MF使ってると言うと驚かれる事もありますが、
案外、AFよりもMFのが撮りやすかったりしますしね。
ね、何がお話したかったかって、
aus Jena良いよって話して無かったなと思って。

そんな戯言。

2014年6月4日水曜日

それでも好きなら、やれば良い



「折角の自分の良さなら、活かさなきゃ勿体ない」

土曜日のこと。
新栄のTORIDEさんでお店の方と世間話をしていた時に
「自分の写真に自信が無い」って吐露したら、言われた言葉。

そうか、それは「良さ」なのか。
目から鱗だったと言ったら怒られるのだろうけれど、
ガチガチに固まってた思考にガツンて衝撃。
「客観視しすぎなくらい自分のこと客観的に見てる」って言われていたのに、
いつの間に盲目になったのやら。

表現って色んな方法があると思うのです。
去年と今年の3月に、vissiとして私が表現しようとしたのは、
「カメラ女子」と言う言葉の雰囲気を会場総てで体現しようとしていた訳で。
前回書いたのもそうだけど、展示はそんな手段の一つだと思う。
そして、手段は他にもあって、提示されたそれも、一つなのだと思う。

写真をはじめて十余年。
この先を考えると、けじめがいると思っていたのです。
自信の話もそうだけど、
それは例えば、結婚するとして。
それは例えば、一人で生きていくとして。
言葉にすると大袈裟かもしれないけれど、
私の役目が「サポート」に変わり行くその先に、
写真はやめないにしても、今まで通り「カメラを続ける」って選択肢は
ないと思っていたから、そうか、続けても良いのかって、
ちょっとだけ、なんだか嬉しかった。

「それでも好きなら、やれば良い」

そんな言葉に背中を押されて、
やってみたいなが少し増えた。
そもそもの定義が、自信があるかどうかじゃない。
やりたいか、否か、そのための努力を出来るのかどうか。
その問への答えだけは明確で、
もう少しだけ、やっぱりここにいたいなと、
そんな事を、思ってしまった自分にあきれつつ、
そう思わせてくれた方たちに、ありがとうって伝えたい。
写真は私に世界を教えてくれたものだから。

好きなものは好きだから、、、

2014年5月28日水曜日

カモシカと踊る夜

 
5月某日、2日連続で山を大満喫したとある折、
山小屋カフェとカモシカ蚤の市に行く機会がありまして、
美味しいご飯と、エネルギッシュな創作意欲をガッツリ楽しんで参りました。

思わず深く吸い込みたくなる空気と、綺麗に色づく山の緑、
透明そのものの川のせせらぎと、吹き抜けるそよ風。
山小屋カフェで食べたご飯はどれも美味しいし、
癒しに癒された贅沢時間でした。
前日に登った藤原岳も、気持ちよさと心地よさと爽快感満載で、
山は良いなぁなんて、しみじみ。
山の上で食べるご飯って、なんだって美味しいから不思議です。


 
 
で、御在所で開催されていたカモシカ蚤の市。
会場自体はそんなに広くないのですが、
山好き、アート好き、音楽好きが集う空間がそこにはあって、
なんだか懐かしいような、なんだか異様な気もするような、
とっても素敵なお祭りでした。
見渡すとどこも笑顔で、でも同時に、何かと真剣に向き合う眼差しもそこにはあって、
アートってそうなんだよなと。
結局は一人なの。やるもやらないも、自分次第。
認めてもらえるか、認めてもらえないかは、やってみないとわかんないし、
そこに、答えなんてないの。
やってる本人は、時に苦しくて、時に楽しくて、
でも、やめられないし止められないし、そこに不安もあるけれど、
でも、思いきってやった時のあのすがすがしさと言ったら無い訳の。
ステージの上で、思いっきり演奏をしていたグループを見ながら、
そんな事をしみじみ思って、なんかやりたいなぁって久しぶりに思った。
 
正直なところ、色々やろうと計画を練ってはいたのです。
「いた」と過去形にしてしまっているあたりで、今の段階ではやる気力がないのだけれど。
写真を写真で収めてしまうのは勿体ないと思っていて。
切り取り方、視点もそうなのですが、
それは例えば、キャンバスに印刷して、裏打ちして油絵みたいにしちゃうとか、
アクリルキューブに印刷して、光を通して彩るとか、
表現の仕方一つでも、見えるものは変わってくる訳で、
そんなのをやりたいなぁと思っていたりもしたのです。
自分の作品について、色々言って頂けた言葉とか、
写真展とか写真の販売とか、せっかく誘って頂けた機会をお断りし続けてきたこの数年間、
やっぱりなんだと言われたら、私は私の「世界」に自信がなくて、
結局は、ピアノをやら絵をやら、それらの類をやめたのも、そこなんだろうなぁと思ったら、
ちょっとは挑戦してみるのも良いかもしれないなぁなんて思った。
それはたぶん、やってる時の楽しそうな笑顔を知ってるから。
下手なのなんて知ってるの。知ってるけど、やりたいの。
総てに自信が無いわけではないし、素敵を見つけるのだけは、
誰にも負けない自信もあるから。
だからもう少しだけ、たまには、無謀な事やってみようかなと。
そんな事を、帰りのバスに揺られながら思った。
刺激って、私にとっては原動力で、
帰りの道すがら、「ときめきは心にあるものだ」って言ってたお友達の言葉に、
ちょっと背中を押された5月某日。
 
 
なんの脈略もないけれど、私もあんな風に笑いたいなぁって久々に思った。
 
 

2014年5月22日木曜日

ただいまって君に



余裕を持てる程の時間はないけど、
忙殺されるには、平和すぎるから。

シフォンのスカート翻して、
細身のサンダルで駆け抜けるようなイメージで、
ちょっとイタズラしようかと。

やっと戻り出した感覚に、

「ただいま」

2014年5月6日火曜日

上高地と、



山に行きたいって言っていた夢が叶ったのは、丁度去年の5月4日。
そんな同んなじ5月4日に、3年越しの夢が叶いました。
私が山に行きたいと思いだしたきっかけの場所、上高地。
ついに、行ってこれました。

毎日毎日ライブカメラで見ていた景色が、眼前に広がる瞬間。
まるで息を飲むように、総てに圧倒されるその瞬間。
何度体験しても、きらきら輝くその瞬間が、たまらなく好きなのです。

噂には聞いていましたが、上高地バスターミナルを降りた瞬間から、凛とした空気と自然の綺麗さがお出迎え。
同時に、人の多さが半端ないのもまた然り。
折角の自然散策です。
ゆっくり歩いて、まったり写真を撮りたい訳です。
すれ違う度に「山ガール」と好奇の目で見られるのも、鳥の囀りが聴こえない喧騒も、出来たら避けたい訳で、明神池まで賑わいを楽しんだ後は、GWでも人が殆どいない梓川右岸へ。

人の影は殆どなく、木々に囲まれ、
せせらぎと鳥の囀りだけが響く右岸。
そんな中で、人とすれ違う度に「こんにちは」って掛け合う声。
そんな瞬間が、やっぱり素敵だなと思うのです。

ただ右岸。
遊歩道にたまーに、ゴールデンレトリバーのくらいの糞が落ちていたりして。
最初、イノシシかなとも思ったけど、形状的に、まぁ、そんな糞するの、熊さんしかいない訳で。
しかも、なかなか新しい。
一日経ったか経ってないかくらい。
つまり、熊さん、いつ出てきてもおかしくないようです。
見た感じ、植物しか食べてないみたいでしたが、こんな日に限って熊鈴忘れた私は、ただただ熊に会わない事を願うばかりでした(苦笑)

春山と言えどまだ雪が残る山は、空気が冷たくて、見上げる山はまだまだ雪化粧が輝いていたりして。
山の綺麗さと恐さを感じるその場所は、自分を含め本当は、人が簡単に入っちゃいけない場所なんだろうなとぼんやり。このGWだけでも滑落死された方のニュースを何件も聞きましたが、山ってそう言う場所ですからね。
住んでいるのは熊や鹿やそれらの動物で、それを崩しているのは人間で、落ちているゴミや作りかけの橋を見ながら、なんだかこれで良いのかなって、ぼんやり感じたりもした一日でした。

夕日に照らされた山を見ながら去年登った山を思いだしつつ、コロッケをぱくり。
3年間前の自分が見たら驚くんだろうなと。
まさか自分が本当にここまで来られるとは思っていなかったから。
はじめて山に連れて行ってくれた人がいて、その踏み出せた一歩から、一気に、トントンって色んな山に連れて行って頂けて。
そのどの景色も綺麗で、自分の足で歩く一歩一歩が嬉しくて、ちょっとだけ持てた自信と、沢山頂いた幸せに、ありがとうって気持ちが溢れた。
ここまで来れたのは、そんな連れ出して下さった方たちのお蔭だと感慨耽るばかりなのです。
あんなに遠かった夢が叶うなんて思っていなかったから。
夢を叶えて下さって、本当にありがとうございました!

そんな幸せを噛み締めながら見上げた空には、虹がかかっていて、次はもう少し緑が綺麗な時期にきたいなぁとぼんやり。
大満喫したそんな景色に、私はまた、魅せられて。
次に見るそんな景色に、夢は止まらないのです。

2014年5月3日土曜日

Change



わくわくの中にいます。
3年間ずっと、この日を夢に見てきたから。

出来ない事なんてね、世の中には、殆どないんだと思うの。
頑張って出来ない事は、きっとどうしようもないことだから。
諦めなければ、憧れだった世界の中に立つことだって出来るから、
だから、諦めたくないの。

「ありがとう」って、伝えたい人が、沢山いるのです。
はじめて霧ヶ峰に立った時のあの、すって胸の奥に響くような、
思いっきり息を吸い込んだ時に似ているそのトキメキに、
高鳴なる胸を止められなくて、わくわくしすぎて、寝られないの。
気分はまさしく、遠足前の子供。

そんな高揚と共に、明日からGWスタートです!

2014年4月29日火曜日

Rainy day



ぱらぱらと雨が降る日は、
写真を見直すには、丁度良い日だと思う。
無駄に溜まった写真の束に、追いつきそびれた小さな思い出。
ひっぱり出した拍子に溢れたそれは、今でもちゃんと覚えてる。
写真展のDMやら、「御苗場」の入場券やら。
大学時代に溜め込んだ、そんな無数の思い出に、
何年振りかに苦笑い。

ターニングポイントと言う奴があるのなら、
それは間違いなくあの年だと思う。
08年、私がはじめてkissさんを持った年。
「写真は一人で撮るものだ」と思っていた私を変えたのは、
間違いなく、部長と先輩で。
入る気すらなかった写真部に断り切れずに入部したあの日、
1年後の自分が一眼レフを持つなんて、想像もしていなかった。
それでも、学生時代はもっぱらブローニーと35mmばかりだったけど、
撮り方も撮るものも変わったのはあの年で、
金木犀の香るあの部室で過ごせた日々に、
少しだけ「ありがとう」と小さくぽそり。

雨の降る日は、そんな鮮やかな思い出と。

2014年4月24日木曜日

光と影と、お花と対話




写真展期間中に参加したワークショップで
講師の方が言われていた言葉。

「お花と対話してください」

被写体と向き合う事、一瞬を切り取る事、
少し写真から離れると、当たり前のそんな事、
おざなりにしていた自分に気づく。
私が求める被写体は「光」で、
それに形はないけれど、
その中にある景色には、見える形がある訳で、
しっくりきた、その言葉に、
被写体と向き合いたくなった。

キヤノンさんのCMにもあるけど、
「光」を見てると、常に「影」を追っているもので。
もっともっと対話したら、
その先に、何が見えるんでしょうね。

2014年4月6日日曜日

viisi



遅らばせながら、先週の火曜日で「時間展」が終了しました。
期間中、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
メンバーが在廊していなかった日にも、
多くの方に足を運んで頂けたそうで、
店長さんからそんなお話を伺って、
あぁ、今回もそんなに沢山の方に関わって頂けたんだなと、
本当に嬉しかったです。
本当に、ありがとうございました。

viisi名義のカメラ女子5人グループの展示も
去年に引き続き2回目だった訳ですが、
本当は、2回目をやる気、微塵もありませんでした。
viisiのコンセプト「全員が楽しんで、写真だけじゃない写真展をやる」
そんなの、夢物語だって、主宰した私が一番知っています。
だから、成功で終わった1回目で終わろうと思っていました。
それでも、1回目が終わった後「またやりたいね」って
メンバーが口々に楽しそうに言ってくれたから、
「楽しみにしてるね」って声をかけて下さった方がいたから、
再び、viisiとして、展示をする事が出来ました。
正直、今回は自分の事まで手が回りきらなかったので、
「写真展、良かったよ」って言って頂けた言葉にどれだけ救われたかわかりません。
この10年。
気づけば、両手では数えられない程の展示に参加してきましたが、
いつも何処かで聞く「展示」に対する愚痴が嫌で、
なら、そんなの出ないくらい、メンバーもお客さまも、
皆が楽しんで出来る写真展をやりたい。
カメラ女子だって、こんな事出来るって言うの見せたい。
そんな思いを原動力に、展示する空間、
総てに意味を持たせたかったのが本音です。
カメラを触ったことが無い方が、少しでも写真に興味をもってくださったり、
「カメラ女子」の楽しさ、少しでも何か伝えられたのなら、
本望です。

viisiは、フィンランド語で「5」と言う意味です。
前回も今回も、そんな3人でも、4人でもない、5人だから出来た展示です。
私の我儘に付き合ってくれたメンバー、
ご来場下さった皆様、スペースお貸し下さったMarbleさん、
ちっぽけだった私の夢を、ここまで大きくしてくれた皆様には、
感謝の念で一杯です。
夢物語だった願望を、ここまで形にして下さり、本当にありがとうございました。
viisiとして、私主導での展示は今回で最後ですが、
あんなに素敵な時間を2回も過ごせて、物凄く幸せでした。
素敵な時間を、本当にありがとうございました。

まだまだ発展途上な切り取り方ではありますが、
もっともっと、何かを伝えられるものを撮れたらなと思っております。
メンバーそれぞれ、今後も活動していく予定でおりますので、
お付き合いいただけましたら幸いです。

私はまずは、昨年末からの体調不良を完治する事に励みます。
それからのんびり、次の準備が出来たら良いなと思っています。
夏頃までには、何かお知らせ出来たら良いな、とボソリ。

1週間と言う短い期間ではありましたが、本当にありがとうございました!

viisi 宇佐美けい

2014年4月1日火曜日

嘘に嘘




春が恋の季節だと言ったのは、一体何処の誰でしょうか。
出会いと別れの暖かな季節だからこそ、
薄紅の花に誘われた気持ちは、止められないのかな、なんて。


「私には関係ないけど、こんな人と恋をしたら、幸せなんだろうな」


初対面でそう思った人に出会った事がある。
私が男性に興味を持つ事自体が珍しかったその時分、
どうしてそんな事を思ったのかなんて分からないし、
正直見た目は全然タイプじゃなかったけれど。
それでも、その優しさと繊細さに惹かれたのだろうなと、
なんとなく、そう思う。

好きって時々もどかしくて、
上手くいけば良いのになって、思わずにはいられない時が至極あって、
まるで桜みたいに儚いそんな気持ちは、
だからこそ温かいのかもしれませんね。
そんな気持ちが重なった瞬間を、私はぼんやりとしか知らないけれど、
そんな瞬間に溢れる笑顔は、どんな笑顔よりも素敵だから、
だからこそ、届かなかったり、すれ違ったそんな気持ちが、
少しでも繋がれば良いのになと思う。

春風にふかれながら、そんな事を思いつつ、
夏の日差しが射すま頃まで、
少しの間、写真をお休みします。

繋がりはあってないけれど、久々に戯言綴り。
だって今日はエイプリルフールだから、
戯言じみた嘘ありてこそ、なので。

2014年3月21日金曜日

写真展のお知らせです



Infoに書いただけで、ブログでは告知していなかった事に気付いたので、
告知させて頂きます。


* ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ *

Presented by viisi 『時間展。』

期間 2014/03/28(金) ~ 2014/04/01(火)
場所 Marble(大須) http://marble-photo.com/
    
出展者 Aya Kajita / Miho ARAI / あーやん / 宇佐美けい / 真衣

* ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ * ・ *


昨年3月に開催した、カメラ女子5人グループviisiの写真展第2弾です。
来週28日(金)から大須の写真屋さん、Marbleさんにて開催致します。
今回は、それぞれが思う時間の形を切り取りました。
私は写真集1冊と撮り下ろしで、
四つ切ワイド×2枚、六つ切りワイド×2枚の合計5点を出展予定です。

今のところ私は、29日(土)は15時頃から?、
30日(日)は一日在廊予定でおります。
他メンバーも、土日はそれぞれ在廊予定でおりますので、
お気軽にお越し頂けましたら幸いです。

準備も大詰めとなってきましたが、
それぞれが楽しむカメラ女子だから出来る写真の楽しみ方、
皆様に、感じて頂けましたら幸いです^^
どうぞ、よろしくお願い致します**

2014年3月17日月曜日

気持ちと写真と

 


フォトグラファー、市橋織江さんのインタビュー記事での彼女の言葉。
 気持ちのムラが無い。
「でもその代わり盛り上がりがないというか。」
そんな言葉に、あぁ、それでも良いのかとぼんやり。

「余計な感情が入ってきそうなものはあまり撮っていない。」
「感情で入らないで、一歩ひいて客観的に見ようと努力しながら撮るんです。」

人と撮りに行く時、皆が笑うその雰囲気が好きで、
「一歩ひいて客観的」な視点から撮りたいというのが私の思いで、
それが好きだらから、そんな写真を撮って来たけれど、
実際の作品作り(と言って良いほどのものでもないけれど)は、
自分の気分に左右される私に、この言葉はとても衝撃的だった。
感情で入らない世界って、どんな世界なのかな。
想像がつかない。
素敵だと思ってカメラを構えれば、そんな写真になるし、
苦手だなと思ってカメラを構えれば、そんな写真になる。
それではダメだなと思って、苦手なものを撮るようにしていたら、
苦手だったものが好きになったりする事はよくありますが、
それは、感情で入った世界なんだろうな。

噛み砕くのに、少し時間がかかりそうですが、
そんな世界が見てみたいなと思った事を覚えていたいなと思ったので、
メモ書き程度に覚書。

出典:『市橋織江 by QUOTATION』

2014年3月16日日曜日

この光のはじまりには



2年ぶりに、田原に行ってきました。
一面の黄色、菜の花畑に。
連れて行って頂く度に、心が満たされる、そんな場所。

2年前は、満たされると同時に、寂しさに押しつぶされそうになった場所。

今年は、見入る程に温かくて、それでも一人ポツンと立つと、
出口の無い迷宮に立ったような気分にもなって、
それでも振り返ると、温かい笑顔がそこにあって、
温かさと同時に、思わず笑みが零れるような、
そんな時間を感じた場所。

黄色を染める木洩れ日を、撮りたいなと思った。
けれども、光の色を撮るのは、やっぱり難しくて、
そんな設定のまま切り取ったポートレートは、
楽しいくらい色が飛んでいた。
なのに、その中の笑顔はやっぱり温かいから、
やっぱりそれに笑みが零れて、なんだか温かいを一杯頂いた時間でした。


「貴方には、何色に見えるでしょうか?」


『花と光と...』その光の色を撮りたいと思った私の、
前回の写真展での問いかけです。
今回の写真展では、『一年後』の
そんな光の色を詰め込む展示にするつもりです。
まだまだ準備の途中ですが、
私の切り取る「光の色」を表現出来たらなと、思っています。


沢山の方に頂いたあたたかいを、形にしたいなと、そんな事を思う。
少し時間はかかったけど、気づけた事は沢山あって、
止まっている暇は無いから、私は、前に進むよ

2014年2月15日土曜日

見上げた空は、


横浜に、会社の先輩に会いに行ってきました。
入社する前の勉強会から、ずっとお世話になっていた先輩です。
去年の今頃結婚されて、神奈川に越されてしまったのですが、
いまだに、「うさ」って私を呼んで、ずっとずっと見ていて下さる先輩です。
そんな大好きな先輩に、久々にお会いできて、
それだけで頑張ろうと思えるから、不思議です。
先輩、ありがとうございました、ご結婚おめでとうございます^^

先輩に会ったその後で、丁度横浜で開催されていた写真展へ。
月永進さんの個展、「Re-sora no kakera」 AAA Gallery (横浜 / 神奈川)
1年ちょっと前からお世話になっている、名古屋のフォトグラファーさんです。
濃淡から志向される、とても繊細な作品を作られる方で、
彼の撮る強さと優しさは、私の憧れだったりします。
優しい淡さの中に、彼の強さがシャープさとしてプラスされている作品群。
今回は、特にそれと紙とがマッチしていて、
私個人の感想としては、行ってよかったなって、
そんなことを感じさせられた展示でした。
今までと最近の進さんの良さが、融合された空間。
まるで本当に空を覗いているような、
絶妙な繊細さが広がる、そんな月永進さんの個展、
来週21日(金)まで開催中だそうです**

http://www.shintukinaga.com/



もう一つ、見たい展示がある今日この頃ですが、
そろそろ自分の展示の準備もせねば。。。
帰りに読んだフォトコンの記事に、ちょっと、感化されている私です。

2014年2月10日月曜日

そんな素敵を切り取って

 
 

目がシャッターだったら良いのにな。
そんな事を思うことが増えた、今日この頃。
雪色の景色を見ると、お仕事前の憂鬱さも何処へやら、
いつもと違う車窓の景色に、わくわくは止められないのです。

仕事の合間に久しぶりにカメラ友達に会って、
カフェでまったり交わす議論と雑談に癒されてきました。
それと同時に、お洒落したいな、写真撮りたいなが増えて、
さっそく春が待ち遠しくなったりして。
ウィンドウに並びだした春服のシャーベットカラーは、
それだけでもう、可愛くて、
そんな時だけ現金にも「女の子」で良かったなと思う。

それはカメラも同じこと。
「カメラ女子」って言葉はあんまり好きではないですが、
トキメキを見つけて覗いたら、世界はたちまち色を変える。
そんな素敵を切り取れる「カメラ女子」は、悪くないなと思うのです。
私のしているそれは、それっぽくないと言われてきましたが、
まぁ、それはそれとして。

「女子がカメラを覗いたら、5人揃えば5人5色」

そんな世界の第2弾。
もうすぐ、お目見え予定です。

2014年2月2日日曜日

雪と花


冬を見た。
次の週、春を見た。
巡る季節は早いから、じっとしていたくないのです。

もしも出来るなら、もう少しだけ雪を撮りたいな。
そして今年は、もっとお花を一杯撮れらなと、
思っている次第です。

今月はちょっとお出かけの予定もあるので、
私の視点で、世界を切り取ってこようかと、思います。

2014年1月26日日曜日

まるで準備をするように

 
 
自分が何かに拘るように、
自分とは違う何かに拘る人もいて、
それはどんな刺激より、知らない世界を教えてくれる。
 
それは例えば写真の話。
どうするとあんな色が出るんだろうって思っていた世界があって、
約1年間、試行錯誤をし続けて、昨日やっと辿り着けました。
雫を撮るのに夢中になって設定をいぢっている最中に、
偶然見つけた色ですが、あぁ、こんな世界だったんだって、
ちょっとだけ、階段を昇れたような気分。
もう少しだけ拘って、もう少しだけ、
自分のものに出来たら良いなと思っています。
 
それは例えば料理もそうで、
人が作っているのを見て、初めて分かる事もある。
思えば私は、誰かの為に料理を作った事があったかな?って考えたら、
今までの人生の中で、数える程しかなかったなって思い知る。
「必要だから」「しなければいけないから」
きっと、それだけじゃ出来ない事もあって、
きっとそれだけじゃ、美味しい料理って作れないんだろうなって思う。
 
そんな風に、周りの方から教わる何か。
その度増える「出来る事」。
まるで準備をするように、貪欲に欲したそれ。
あたたかいそれを、大切にしていけたら良いな。

2014年1月21日火曜日

知らない世界の向こう側


この前撮影に行った時の事。
お友達にエクステーションチューブとカメラを貸したら、
代わりに5D MarkⅡを貸して下さった数十分間。
重さも見た目もkissさんと、全然違って、
シャッターを押す度にする重い音にビクついていましたが、
ファインダから覗く世界は同じなのに、
ディスプレイに写る世界が綺麗すぎて、
トキメキを隠せませんでした。

見る世界が違うと、撮る世界も違って、
撮る世界が違うと、写真の温度も違う。
同じ優しいでも、温かいのもあれば、寂しいのもあって、
同じ景色でも、違う景色になるのはきっと、
機械の違いもあるけれど、
感じる世界が違うから。
けれども時にそれは、
感じた世界と違う世界に見えるから、
難しいなとも思う。

きっと、貴方の見ている世界と、
私の見ている世界も違うから、
知らない世界を教えてくれる写真に、
衝動は止まらないのです。

2014年1月17日金曜日

靴下にゃんこ



通勤途中、よく猫を見かける。
朝日の中をてくてく歩く、白い足したトラ猫さん。
四つの足先だけが、綺麗に真っ白で、
私が好きなマスコットに似ている子。
後ろを歩くと、チラッとこっちを伺って、
「おはよう」って言うと、ぷいっとすぐに前を向く。
向かう先は日によって違うけど、、、
明日は、あの子に会えるかな?

2014年1月13日月曜日

好きなものに囲まれて



2年程前から行きつけのお店。
大須のmollyさん。

ここに行くと絶対、オムライスとジンジャーレモネードを頼みます。
ふわふわ卵に、エビが入ったケチャップライスのオムライス。
ちょっと香ばしいケチャップの味と、卵のとろけ具合。
量はちょっと多いけど、物凄く、好き。

喉に沁みるジンジャーと、
それでいて、程よい甘さのレモネード。
特に、暑い日に飲む冷たいジンジャーレモネード、
堪らなく、好き。

でも更に、
行きつけの写真屋さんの近くのカフェで、
好きなものに囲まれてする写真のお話は、
もっと、好きなのです。

2014年1月11日土曜日

Winter again



冬が好き。
冷たい空気と、白い息、しんと音のない世界。
寒いのは心底苦手だけれど、温かさを感じられる冬は好き。
小さい頃見た遠い景色は、今ではとても近いから、
もっと、もっと、知らないを知りたいと思う。
もっと、もっと、私が感じた「素敵」を誰かに知って欲しいと思う。
私が感じた自由な世界を、もっと、もっと、切り取りたい。

今年は久しぶりに少し、体調が良くなかったりしますが、
冬は、いつだって素敵を沢山くれるから。

衝動に似た高揚は閉じ込めて、
水と光と、空気と、感じたもの、全部、
追いつけるまで、突き詰めます。

2014年1月5日日曜日

こんにちはって、君に



少し前、ワンコと近所の児童公園にお散歩に行った時のこと。
私くらいの女性が、カメラを空に向けていた。
あぁ、カメラ女子さんだって、すぐにピンと来たのですが、
声、かけられなくて遠巻きにこそり。
私が下げてたカメラより、
連れてたワンコの方に興味があるらしい彼女は、
ワンコを見てニコリ。
一人でブランコを漕いだり、遊具の写真をパシャパシャ撮ってる彼女は、
楽しそうで、異質で、でもやっぱり楽しそうだった。
声、かければ良かったなってちょっとだけ思った。
きっと、カメラのお話は出来なかっただろうけど、
写真のお話は出来ただろうから。

今度もしまた彼女に会えたら、声かけてみようかな。
「何、撮ってるんですか」って。

2014年1月1日水曜日

新たにはじまるエトセトラ


今年は何を見るでしょうか。
今年は何を撮れるでしょうか。
何を知って、誰の隣で、誰と笑うでしょうか。
なんだって、新しいことは楽しいから、
今年もまた沢山、大好きな人達と笑えたら良いな。

今のところ、3月と5月?かもうちょっと後に、
写真展を2つ予定しています。
今年は気ままに頑張ります。

そんなこんなではありますが、
本年も、宜しくお願いいたします。

2014年1月1日 宇佐美けい