春が恋の季節だと言ったのは、一体何処の誰でしょうか。
出会いと別れの暖かな季節だからこそ、
薄紅の花に誘われた気持ちは、止められないのかな、なんて。
「私には関係ないけど、こんな人と恋をしたら、幸せなんだろうな」
初対面でそう思った人に出会った事がある。
私が男性に興味を持つ事自体が珍しかったその時分、
どうしてそんな事を思ったのかなんて分からないし、
正直見た目は全然タイプじゃなかったけれど。
それでも、その優しさと繊細さに惹かれたのだろうなと、
なんとなく、そう思う。
好きって時々もどかしくて、
上手くいけば良いのになって、思わずにはいられない時が至極あって、
まるで桜みたいに儚いそんな気持ちは、
だからこそ温かいのかもしれませんね。
そんな気持ちが重なった瞬間を、私はぼんやりとしか知らないけれど、
そんな瞬間に溢れる笑顔は、どんな笑顔よりも素敵だから、
だからこそ、届かなかったり、すれ違ったそんな気持ちが、
少しでも繋がれば良いのになと思う。
春風にふかれながら、そんな事を思いつつ、
夏の日差しが射すま頃まで、
少しの間、写真をお休みします。
繋がりはあってないけれど、久々に戯言綴り。
だって今日はエイプリルフールだから、
戯言じみた嘘ありてこそ、なので。
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