2014年3月16日日曜日

この光のはじまりには



2年ぶりに、田原に行ってきました。
一面の黄色、菜の花畑に。
連れて行って頂く度に、心が満たされる、そんな場所。

2年前は、満たされると同時に、寂しさに押しつぶされそうになった場所。

今年は、見入る程に温かくて、それでも一人ポツンと立つと、
出口の無い迷宮に立ったような気分にもなって、
それでも振り返ると、温かい笑顔がそこにあって、
温かさと同時に、思わず笑みが零れるような、
そんな時間を感じた場所。

黄色を染める木洩れ日を、撮りたいなと思った。
けれども、光の色を撮るのは、やっぱり難しくて、
そんな設定のまま切り取ったポートレートは、
楽しいくらい色が飛んでいた。
なのに、その中の笑顔はやっぱり温かいから、
やっぱりそれに笑みが零れて、なんだか温かいを一杯頂いた時間でした。


「貴方には、何色に見えるでしょうか?」


『花と光と...』その光の色を撮りたいと思った私の、
前回の写真展での問いかけです。
今回の写真展では、『一年後』の
そんな光の色を詰め込む展示にするつもりです。
まだまだ準備の途中ですが、
私の切り取る「光の色」を表現出来たらなと、思っています。


沢山の方に頂いたあたたかいを、形にしたいなと、そんな事を思う。
少し時間はかかったけど、気づけた事は沢山あって、
止まっている暇は無いから、私は、前に進むよ

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