2013年11月25日月曜日

私の相棒



二眼レフを持って歩くと、色んな方に声をかけて頂ける。
特におじいちゃんには、「いいカメラだね」と「大切にしなさい」と「頑張ってね」って言って頂ける事が多くて、その度なんだか嬉しくなる。

先週の日曜日、動物園で出会ったおじいちゃんは、「やっぱりフィルムは良いね」って嬉しそうに笑った。「楽だから、最近はこっちばっかりだ」と首からぶら下げたNikonの一眼レフを大事そうに撫でたおじいちゃんは、「まだブローニー売ってるんだね」と、お家に2つある二眼さんのお話をして下さった。よく雑誌に写真を投稿されたり入賞されたりしてると言うおじいちゃんは、見ているだけで分かるくらい、写真とカメラが大好きな方で、にこにこ顔で二眼さんを見るその眼差しが、物凄くあたたかかった。「皮のケースに入った二眼レフ」の話とレンズのお話をしながら、カメラで繋がるご縁って、素敵だなとしみじみ。
特に、二眼さんを持ってる時に出会えるあったかい笑顔が、私は凄く好きなのです。
おんなじ場所で撮影されてたお友達と一緒に、色々な事を教えてくれたおじいちゃんは、やっぱり「大切にしなさい」と「頑張ってね」って言葉を下さった。

元々HOLGA党の私は、ロクロクには夢が詰まっていると思っていたりします。
学生時代は、殆ど白黒しか撮らなかったけど色があるのも素敵だなと思えたのは、ロクロクの世界に魅せられたからで、6×6に切り取られた世界のあたたかさが、私はやっぱり好きなのです。
「一眼レフ持ってくれば良かったー」なんて、何度も呟いてはいたけれど、一眼レフでは撮れない世界がそこにはあるから、ゆっくり世界と向き合いたい時、私の相棒は、やっぱり彼しかいないと思う。

これからも彼らと一緒に、ゆっくりまったり写真を撮っていけたらなと、こっそりぼんやり思うのです。

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