2012年3月7日水曜日

見える世界と望む世界

日曜日、高校時代の友達の作品を観に、愛知県立芸術大学の卒展に行ってきました。
彼女の世界は相変わらず繊細で、でも、あの頃の淡さからは考えられないくらい、「ハッキリ」した作品を描いてて若干びっくり。
でもやっぱり、彼女の作品は彼女の作品で、凄く懐かしさと刺激と探究心と、一杯。
時間があったら、もう少し浸っていたかったなと思うくらい、色んな想いが溢れた空間でした。
あぁいう展示を観に行くと、もがいたり、あがいたり、上を目指したり、そんな思いが詰まった世界が一杯で、やっぱり観ていて素敵で、私はその足下にも及ばないけど、でも負けたくないって気持ちが、ふとやってくるから、たまらないのです。

好きだと思った世界観とかセンスを間近で見られる事って、凄く贅沢だと思う。
願わくば、そんな世界に少しでも浸っていたい。
そんな願望。
頼み込んで写真を撮って貰いたいくらいには、割りと本気←
純粋に、どうやって撮ったらそうなるのか知りたいって言うのもありますが。
どうも私は、写真も絵も、何でも枠に納めてしまうので、スナップ写真を脱しないと言うか、何処か堅いものばっかりになってしまうので。
それが良さであり悪さである事は自覚してますが、憧れは憧れ。
いつか、童話の挿し絵みたいな、淡い水色の光りや空気をまとった写真を撮るのが、私の目標なのです。

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